「仕事は楽しいかね?」は目標なんて要らないことを教えてくれる

今回、Audibleで「仕事は楽しいかね?」を聞きました。この本は3時間54分で聞くことができ短いので聞きやすい本でした。あらすじを簡単に説明すると、舞台は大雪の空港で飛行機は止まっていて主人公を含む大勢の人は空港から動けずにいました。主人公は35歳で15年働いているが、出世したわけでも事業を立ち上げて成功したわけでもない普通のサラリーマン。そこに有名な実業家である老人、マックスがやってきて、普通とは違った考え方や深い言葉をさまざまな実例をもとに教えてくれるといった内容です。マックスの言葉には考えさせられることが多く、あっという間に聞けました。 読む目的 仕事に対して活かせることがないか見つけるため。 学び 明確な目標設定は要らない。5年先を見据えた目標設定をして行動するなどは悪くないが、人生は予想外な出来事が多く思い通りにいかないことがほとんどである。また、5年後に目標を達成できたとしても変化の早い今の時代において時代遅れの目標達成になってしまうおそれがある。「今日の目標は明日のマンネリ」 変化を恐れずに積極的に試すことが大切である。人はつい完璧を求めてしまい、ブログやYouTubeを始めようと思っても結局行動ができない。たとえ失敗をしたとしても、その経験は必ずどこかで活かされる。本当の失敗は何もしないこと。 自分の知識や経験を増やして何にでも興味を持つ。成功するアイデアは自分たちの周りに常にあって、それにほとんどの人が気付けない。コカコーラは薬剤師のジョン・ペンバートンが作った頭痛薬に偶然、店員がソーダで割って飲んでいたことから始まったという話がある。自分のところに偶然アイデアが転がってきたときに気づいて行動ができる人間にならないとむだにしてしまう。 仕事や私生活における失敗や課題にアイデアは隠れている。失敗や課題があると人は嫌な気持ちになったり、感情的になってしまうことがある。だが、そういう時こそ冷静になって分析をすると思いがけない発見がある。課題を敵として捉えるのではなく、仲間にできないか考えることが発見につながる。 新しいアイデアは新しい場所に置かれた古いアイデアである。 行動すること 明確な目標設定をせずに、「明日は今日と違う自分になる。」を目標にする。さまざまなことを試して自分を変化させる。その時に自分が良いと思う変化を積極的に取り入れる。 感想 マックスの話は最初何を言っているんだこの老人はと思ってしまうことが多々あったが、論理的に説明してくれてなるほどと納得させてくれる。 よく学校や会社で言われた目標を立てて逆算して取り組もう!みたいなことが逆にその人が変化することを妨げてしまうなと思った。明確な目標設定をして取り組んでいると自分の他の可能性に気付けないし、柔軟に行動することができなくなる。 違った考え方を教えてくれて面白かったが、しっかりと理解をして自分のものにできていないように思った。自分とは違った考えを受け入れるには思考停止しないで、なぜかと考えることを繰り返すことが大切だと思った。

June 24, 2020 · 1 min · 15 words · Yu

「LIFE SHIFT」は無形資産の大切さを教えてくれる

Audibleで2冊目に購入した本「LIFE SHIFT」を聞き終わりました!単行本だと428ページとなかなか厚めの本で、オーディオブックだと13時間22分もありました。以前聞いた「嫌われる勇気」は6時間59分だったので、正直聞くのが長くてめっちゃしんどかったです。(笑) この本の注文日が4月25日なので、聞き終わるのに1か月半は費やしています。もっと聞く時間を作らないといけないなと思いました。 読む目的 これからの長寿化時代をどうやって生きれば幸せで豊かになれるのかについて知る。 学び 人生におけるこれまでの3ステージ(教育→仕事→引退)では長寿化時代を幸せに生きることはできない。長寿化や年金制度の崩壊により引退生活を普通に過ごすのでも、老後の資金についてこれまで以上に考える必要がある。 長く生きる恩恵を得るにはマルチステージの人生を過ごすといい。自分で起業してビジネスを始めてもいいし、さまざまな知識やスキルを身につけて複数の仕事を並行でしてもいいし、自分について深く知るために思い切った冒険をしてもいい。考えて行動をするといい方向に人生が進みやすい。 これまで以上に自分が築く資産のうち、無形資産が大事になる。マルチステージの人生を生きるために自分のスキルを高めたり、自分を変えるために人脈を増やしたり、友人や家族とより良い関係を築くことが大切になる。 お金や不動産、株などの有形資産はあくまで無形資産を変えた結果生まれる資産。自己投資を増やすことでより稼ぐことができるし、世界に影響を与えるようなおもしろい仕事ができる。 無形資産は、生産性資産、変身資産、活力資産がある。これが本当に重要。 結婚相手はこれまで以上に慎重に考えないといけない。マルチステージの人生を送るためにも妻は専業主婦で夫は仕事人間では夫婦でお互いに無形資産をバランスよく蓄えてアップデートすることが難しくなる。お互いに家事や仕事を分担して取り組める関係性がこれからの時代には合っている。 健康的に過ごせる時間が多くなり長く生きるということは何も考えず行動しない人はさらに苦しい人生になってしまう。 行動すること 自分の知識やスキルに投資して、多くの価値提供ができる人になる。 いろいろな人に出会い、人的ネットワークを広げて、変身資産を蓄える。 目先のお金や仕事、人間関係にとらわれず、長期的な視野を持つ。 今までの友人や家族との関係を大切にする。 感想 この本は普段長くても数年先しか考えていなかった僕のような人に、具体的なこれから起きる人生を示している。 今までの価値観にそった人生では必ず苦しくなってしまう場面がたくさんあることを教えてくれる。 国や年代関係なくすべての人に言えることがつまっている本なので、一度は読んだほうがいい。 自分の知識やスキルについて投資するのは意識して行動していたけど、人的ネットワークを広げることがこれからの変化が早い時代に有効だと考えていなかった。同じ人間関係だけでは新しい考え方が入ってこないので、薄くてもいいから幅広く人間関係を広げることは大事だと気づけた。

June 11, 2020 · 1 min · 23 words · Yu

「嫌われる勇気」は承認欲求がいらないことを教えてくれる

本日「嫌われる勇気」をAudible(オーディオブック)で読み終わりました。オーディオブックは本の内容を朗読してくれるサービスで、作業しながら本の内容をインプットできれば効率が良さそうと思い、始めました。本の内容とオーディオブックで読んだ(聞いた)感想も交えて記載します。 読む目的 アドラー心理学を学んで、自分の人生に役立てる。 自分の常識が変化する体験をする。 学び 承認欲求は不必要な感情。承認欲求は他者からよく思われたいという感情からきていて、この感情に縛られると他者の言動を気にしてしまい、自由になることができない。 課題の分離をすることで、自由になることができる。他者が抱えている課題には介入せずに、自分の課題に集中的して取り組むことが大切である。 他者貢献があなたを幸せにする。 原因論ではなく、目的論で考える。目的論で考えると次の行動が取りやすい。 トラウマは存在しない。その人が行動しない理由をトラウマのせいに無意識でしている。 行動すること 承認欲求から逃れるために課題の分離をする。自分が悩むことや行動することは自分の課題であり、それについて他者がどう思うかは他者の課題だと理解する。 オーディオブックを使った感想 作業をしながら聞いたので、本の概要や大切なキーワードについては理解ができたが、全体的な理解は薄い。 作業しながら、インプットができるので、効率的で良い。 プログラミングをしながら聞くことが多かったが、今回の本のような難しい内容ではなくもっと理解をしやすい本なら頭に入ってきそう。 全然頭に入ってこなかったら、今後は移動時間や家事をやっている時のみに使おうと思っていたが、ある程度は頭に入ってきていたので、今後もこのインプットを継続する。

April 24, 2020 · 1 min · 17 words · Yu